ノートパソコンは、デスクトップパソコンと違い外出先に持ち出し、情報収集、文章作成、ブログ、クリエイティブ、ゲーム、娯楽と時間を有効に使うことができます。それを実現しているのもノートPCに内蔵されたバッテリーのおかげ。そんな、大事なバッテリーにも寿命があります。ここでは、バッテリーを長生きさせるコツや、長時間使用するためのコツを紹介します。
こうすれば、バッテリーの消耗を抑えられる!
デスクトップに比べ、外出先でも使えるノートパソコン。しかし、平均2~5時間駆動のモデルが多いなかで、やはり、一日本格的に使い続けるということは難しい。外出先で突然、バッテリーが切れて、作業ストップなんて事態にならないように、バッテリーの消耗を抑える5つのコツを紹介します。
画面を暗くする
液晶ディスプレイを表示するために、常にバックでライトが光っています。バックライトは、省電力化が進んでいますが、電力を消費する大きな原因。液晶ディスプレイの明るさを抑えるだけでも、バッテリーの持ちを良くすることができます。
操作しないときは、スリープ/休止状態にする
短い間使わないときに、Windowsを終了させるのは、少しめんどくさい。そんな時は、すばやく復帰できる「スリープ」にすれば、使いたいときにすぐに再開でき、使わないときにすばやく省電力モードにすることができます。この他に、「休止状態」は復帰時間がスリープよりもかかりますが、さらに電力を抑えることができます。
音量を抑える
スピーカーから音を出すというのは意外に電力を消費します。音量を抑える、必要のない時は消音にするだけでも消費電力を抑えることができます。
不要な接続機器をはずす
USBメモリなどの外部接続して使う機器もバッテリー消費の原因となります。必要のないときは外しておきましょう。
DVD再生、3Dゲームプレイなど高画質動画再生
文章作成やインターネット閲覧と様々なパソコンの作業の中でも、一番バッテリーを消耗するのが、DVD再生や3Dゲームプレイなど高画質動画を扱う作業。バッテリー動作時にはなるべく控えて方がいいかもしれません。
続いて、バッテリーの寿命について
過放電、過充電がバッテリーの寿命を縮める!
バッテリーには、悲しくも寿命というものが存在します。寿命の目安としては、充電500回と言われています。また、毎日充放電すると、2年でバッテリーの持ちが半分になるとも言われています。
バッテリーの性質として、フル充電しているにもかかわらず、さらに充電すると(過充電)、寿命が縮んでしまうのです。また逆に、空っぽのまま、長い期間放置することも(過放電)、寿命を縮めることにつながるのです。
では、これを防ぐどうしたらいいのか?
自宅などでコンセントに接続して使用するときには、バッテリーは抜いておくだけでいいのです。それも充電率を50%く らいで保管します。過充電、過放電、どちらも寿命を縮めることになるので50%くらいが最適なのです。そして涼しいところに保管してあげてください。暑い ところは苦手なので。さらに、長期間放置すると自己放電して、気がつかない間にバッテリーが空っぽになっていたなんてこともあります。空っぽにして過放電 して寿命が縮んでいたなんてことのないように、数か月に1度は、再度50%までに充電してあげてください。
つぎ足し充電がバッテリーの持ちを悪くする?!
まだバッテリーが残っているにもかかわらず、フル充電にしようと、つぎ足し、つぎ足し充電を繰り返していると、バッテリーの使える部分が減ってしまい、あたかもバッテリーの持ちが悪くなったようなになる現象が発生します。
それを避けるためには、バッテリーを完全に使い切り、その後、フル充電するという操作をすると回復する場合があります。これを「バッテリーのリフレッシュ」というそうです。まだ、新しいのにバッテリーの持ちがわるくなったと感じた時はこれが原因かもしれません。そんなときは、ときどきバッテリーのリフレッシュを行ってあげてください。
「バッテリーいたわり充電モード」
いつか寿命を迎えるバッテリー。なるべく長生きしてもらうためにも、いたわってあげる必要があります。ソニーのパソコン「VAIO」には、そんなバッテリーのために「バッテリーいたわり充電モード」という機能があります(ソニーだけのようです)。充電を80%、または50%に抑えることでバッテリーの寿命を長持ちさせるという機能です。こういった機能を利用してバッテリーには長生きしてもらうのも良いでしょう。
バッテリーに関して、オススメのノートパソコン
「バッテリーいたわり充電モード」に加えて、長時間バッテリーならこのモデル。10時間という長持ちモデルです。
ノートパソコンでダントツの20時間モデルが選べます。
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