正しく使ってバッテリパックを長持ちさせる
長期間使用しない場合はバッテリパックを取り外します
ノートPCを長期間使用しない場合は、バッテリ残量を50%程度にしてバッテリパックを取り外し、涼しいところに保管しておくとバッテリの寿命を長くすることができます。バッテリを長持ちさせるには
高温になる場所に放置しない
炎天下の自動車の中にバッテリを取り付けたノートPCを放置することは好ましくありません。盗難防止の意味でも、外出先ではなるべく携行し、涼しいところで保管しましょう。バッテリの種類で長持ちのコツが違う
ノートPCのバッテリーには、「リチウムイオンバッテリ」と「ニッケル水素バッテリ」があります。お持ちのノートPCのバッテリパックに貼られているラベルで確認ができます。
それぞれの特性にあわせた使い方をすることで、バッテリの劣化を遅らせることができます。
リチウムイオンバッテリは80%充電を心がける
VersaPro/VersaPro J 「バッテリ充電モード」対応一覧
- UltraLite タイプVC(2009年1月発表商品以降)
- UltraLite タイプVM(2009年1月発表商品以降)
- UltraLite タイプVB(2010年10月発表商品以降)
- スレートPC タイプVT(2011年5月発表商品以降)
ニッケル水素バッテリはできるだけ使いきる
一ヶ月に一度以上の頻度で、バッテリを充電100%から0%近くに放電するまで連続して使用(または電源ONの状態で放電)しましょう
短時間の充放電を繰り返す使用はやめましょう
例 えば、80%まで充電して50%まで使用するといった、結果的に充電回数が多くなってしまう使用方法を繰り返すとバッテリの劣化を早めてしまいます。ま た、例えば80%→50%まで使用した後に、80%まで充電してまた80%→50%まで使用するという使用方法を繰り返した場合、実際にはまだ50%の充 電残量があるにもかかわらず、バッテリ切れになってしまうという状態になる場合があります。
この現象は、充放電する範囲を充放電の上限と下限として記憶してしまうような現象であることから「メモリ効果」と呼ばれており、メモリ効果の発生したバッテリは元の状態に復旧しません。
バッテリを外した状態でAC電源のみで使用しない
外したバッテリは自然放電しますので、うっかり長期間パソコン本体から取り外したままにした場合、過放電になり故障の原因にもなります。すぐにバッテリがなくなる場合は?
バッテリの寿命(交換時期)の可能性があります
NECのノートパソコンでは、充放電回数500回、バッテリ容量半減をもってバッテリ寿命の定義としています。したがって、バッテリの駆動時間がカタログに記載の時間の半分以下になった場合は、寿命に達しているものと考えられます。バッテリの寿命は使用環境、温度等によっても異なりますが、ACアダプタと併用し一般的な運用を行った場合には、約2年~3年で初期容量の50%になります。
バッテリを購入するには、バッテリの型番を確認する必要があります。本体添付のマニュアルやカタログでバッテリの型番をお調べください。
バッテリの型番は「PC本体型番検索」で本体の製品型番から、確認することもできます。
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