Sunday, December 22, 2013

三菱 バッテリー寿命-電池交換-修理対応

1.対象機種と電池寿命
保存期間,交信回数のいずれか一方が規定値に達した場合に,データキャリアの内蔵電池は寿命と
なります。
保存環境の周囲温度,ノイズにより保存期間が変動しますので,4項に記載の条件により保存して
ください。
電池の充電はできません。
*2 保存温度を
100日60°C、265日20°Cとして電池容量から計算した値で、保存期間を
保証するものではありません
2)電池寿命の余裕
実際の電池寿命(製造年月からの保存期間)は余裕があり、電池容量から計算すると上表の設計保存
期間となります。
D-8PS、D-8P、D-03P、D-03CSは上表の保存期間(出荷年月からの保存期間)に対して、修理対応の
期限に相当する7年の余裕があり、充分な保管期間を有しています。
なお、
D-8PXは3年の余裕、D-03Cは0年の余裕です。
2.修理対応
・修理対応期間
2008年 9月30日
(1)データキャリア、リーダライタは部品を樹脂封止している製品仕様につき、修理ができませんので
補用品供給となります。製品ごとお取り替えください。
(2)データキャリア、リーダライタの修理対象は故障品に限りますので、データキャリアの電池寿命に
対する修理と補用品供給は対象外とさせていただきます。
(3)
カード形D-03Cは、相当品のカード形D-03CSでの供給とさせていただきます。
3.使用中のIDシステムの対応
生産中止に伴い最終生産日以降の製品供給はできなくなりますので、現在使用中のデータキャリアが寿
命に達したあとの対応は下記のいづれかを選択ください。
(1)補用品を購入
生産中止前の2001年9月までに必要数量の補用品を購入ください。
補用品の取り扱いは、4項を参照ください。
(2)PLC 電池交換 D-8PXを使用
データキャリアD-8P、D-8PS、D-03P、D-03CS、D-03Cの電池寿命後は、電池交換が可能なD-8PXに置
き換えるようにしてください。
現在使用中のデータキャリアとの混在使用が可能であるとともに、使用中の機器やソフトウェアを
変更する必要もありません。
置き換えに際しては、下記表により互換性に問題ないかを検討のうえ交換してください。
3)パートナーメーカ品を使用
・ハードウェア、ソフトウェアともに互換性はありませんが、弊社シーケンサに直接バス接続可能な
パートナーメーカ品を使用してください。
日本バルーフ(株)社製 BIS-Cシリーズ(電池内蔵形およびバッテリレス形)
BIS-Sシリーズ(電池内蔵形)
・パートナーメーカ以外の他社品を使用する場合は、RS-232C接続計算機リンクユニット経由で使用
してください
4.補用品の扱い
(1)保存期間中の一般的扱い
・できるだけ常温、日陰で保管し、高温や直射日光が当たらないようにしてください。
・ノイズが加わると電池が消耗します。
ノイズ源(サーボ、インバータ、CRT、スイッチング電源など)から30cm以上離して保管してくだ
さい。
データキャリアをアルミ箔で包むか、金属箱に入れて保管すると、ノイズの影響を受けません。
・保存期間の電池は内部回路の動作で常時消耗していますので、保管前に使用終了命令(OF命令)を
実行することにより消耗を防ぐことができます。
使用終了命令を実行して保管したデータキャリアを使用する際は、使用開始前に使用開始命令(ON
命令)
を実行してから使用ください。(詳細は、IDインタフェースユニットユーザーズマニュアル
詳細編を参照ください。)
(2)D-8PX用の電池交換
・市販のリチウム電池CR-2032(メーカは問いません)を購入ください。
D-8PXは東芝(株)社製を使用しています。
・電池の交換はユーザにて行えます。
plc バッテリー交換方法は下記マニュアルの4-34ページを参照ください。
AJ71ID1-R4/AJ71ID2-R4/A1SJ71ID1-R4/A1SJ71ID2-R4形IDインタフェースユニット
ユーザーズマニュアル(詳細編) SH-3545

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