Monday, October 15, 2012
ノートPCのバッテリー寿命を長持ちさせるためにはどうすればよいか
ノートPCのバッテリーは 使っているうちにだんだんと溜めておける電気の量(電気容量)が縮小してきて、劣化しま す。劣化は工夫次第で多少は抑えられるようなので、ノートPCを使っている人は試してみてはいかがでしょうか。ただし、バッテリーのことを考えた方法なの で、その他の部分へ影響が出ないとは言えません。
詳細は以下の通り。
1、定期的にデフラグすること
ハードディスクがあまりデータを読みに行かなければ、バッテリーを使うことも少ない。少しでもデフラグして断片化を抑えておくことで、ハードディスクが高速に働くことができる。
2、ディスプレイを暗めにすること
ディスプレイが明るいとその分だけ余計にCPUや冷却ファンが動くことになり、バッテリーを使用してしまう。
3、バックグラウンドで動作しているプラグラムを止めること
iTunesやデスクトップ検索などはCPU負荷を高め、バッテリー寿命をじわじわと食い尽くすので停止させましょう。
4、外部デバイスは外すこと
マウスも含め、USBや無線LANで機器を接続しているとバッテリーを食うので、使用していないものは外すこと。iPodなどの充電は確実にバッテリーを早く消耗させます。
5、メモリを増設すること
ハードディスクを利用する仮想メモリをあまり使わないようにすることでバッテリー消費を抑える。実際に、重いプログラムを動かすときはメモリを増設しておいた方がサクサク動かせる。
6、光学ドライブよりはハードディスクの方がいい
使用していないときも回転しようとする光学ドライブはパワーを消費するので、できればAlchol120%のような仮想ドライブを使う方がいい。
7、バッテリーの接続端子部分をきれいにすること
バッテリーの接続部分の金属は2~3ヶ月ごとにアルコール溶剤で湿らせた布でふく。これで、バッテリーからの電力供給が効率的になる。
8、バッテリーに気を配ること
充電したままのバッテリーを長く放置せず、少なくとも2~3週間に1度は使用すること。リチウムイオン電池は完全に放電しないようにすること。ただし、メモリー効果があるような古いバッテリーは除く(メモリー効果については15番目で触れる)。
9、スタンバイではなく休止状態(ハイバネーション)にすること
スタンバイ状態にしておくとすぐに動作に復帰できるが、ハイバネーションよりもパワーを使う。ハイバネーションなら現状を保存した上でシャットダウンと同じ状態にできる。
10、温度を低めに抑えること
ノートPCの温度を低めに抑えることで、より能率的に動かすことができる。そのためにも、吸排気口はちゃんと掃除しましょう。
11、電源オプションを最適化すること
「コントロールパネル」の中の「電源オプション」をちゃんと設定しておく。「バッテリの最大利用」なら最もバッテリーを長持ちさせることができる。
12、マルチタスクはしないこと
特に、ノートPCをバッテリーで動かしているときはマルチタスクしないこと。メーラーを起動したままMP3プレイヤーで音楽を聞いていたりしてはダメ、少しでもバッテリーが使われる前に仕事を終わらせる。
13、PCには軽い処理だけさせること
メールやワープロソフトは、ゲームをしたりDVDを見たりするよりも処理が簡単でパワー消費が少なく済む。
14、より高性能なノートPCを使うこと
といっても、PCの処理能力というよりはバッテリーの性能のこと。ノートPCはどんどん進化していて、バッテリーもモノ自体が良くなっているので、いつまでも老化したものをだましだまし使うよりは、新しいものにした方がよい。
15、メモリー効果を防ぐこと
もし古いノートPCを使っているなら、メモリー効果に気をつけないといけない。バッテリーをフル充電して完全に放電させるということを少なくとも2~3週に1度はやること。ただし、リチウムイオン電池の場合は必要ない。
オマケ1、自動保存機能を切る
WordやExcelには等間隔ごとにファイルを自動保存する機能がある。これは仕事をする上ではかなり便利な機能だが、バッテリーの残量を気にしなければいけないような時はオフにしておいた方がよい。
オマケ2、グラフィック使用を抑える
解像度を下げたりすることで、グラフィックカード(ビデオカード)使用を減らす。これらの使うパワーはハードディスクのものと同じかそれ以上になっている。
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