Tuesday, January 22, 2013

東芝dynabook 最大約18時間の長時間バッテリ駆動を実現


公称約18時間と、非常に長時間のバッテリ駆動を実現
R731/39Bは、薄型軽量ボディに加え、バッテリ駆動時間が非常に長いという点も従来同様だ。製品には、容量66Whのバッテリパック 62AAと、容量93Whのバッテリパック93AAの2個のバッテリが同梱されており、駆動時間はバッテリパック62AA装着時で公称約13時間、バッテ リパック93AA装着時で公称約18時間とされている。駆動時間はそれぞれ従来モデルから約2時間ずつ増えており、さらなる長時間駆動が可能となってい る。dynabook バッテリー
そこで、実際にバッテリ駆動時間を計測してみた。まずはじめに、省電力設定を、東芝オリジナルの省電力設定である「eco」に設定すると ともに、無線LANを有効にし、BBenchを利用してキー入力とWeb巡回にチェックを入れて計測したところ、バッテリパック62AA装着時で約10時 間54分、バッテリパック93AA装着時で約15時間48分であった。公称値から若干短かったものの、これなら日帰り出張など、ほぼまる1日外出先で利用 するという場合でも、ACアダプタは不要といえるレベルで、まさに圧倒的なバッテリ駆動時間と言っていい。
次に、省電力設定を「高パフォーマンス」、バックライト輝度を100%に設定し、無線LANをONにした状態で、動画ファイル (WMV9、ビットレート約8Mbps、1,280×720ドット)を連続再生させてみた。この場合には、バッテリパック62AA装着時で約3時間39 分、バッテリパック93AA装着時で約5時間12分と、ecoモード時と比べて大幅に駆動時間が短くなった。このことから、ecoモードに設定した場合、 不要なデバイスへの電力供給を切るなど、かなり思い切った電源管理が行なわれているものと考えられる。ただ、外出時に常に高パフォーマンスに設定して利用 する必要性はそれほど高くないと思われるため、高い処理が必要な時だけ高パフォーマンスに設定し、それ以外はecoモードに設定して利用するようにすれ ば、バッテリ駆動時間に不満を感じることはないだろう。とにかく、薄型軽量ボディを実現しながら、これだけ長時間のバッテリ駆動を実現しているという点 は、R731/39Bの大きな魅力であることは間違いない。
バッテリ駆動時間を重視したモバイルPCを探している人にオススメ
では、ベンチマークテストの結果を見ていこう。利用したベンチマークソフトは、Futuremarkの「PCMark Vantage Build 1.0.1 1901」と「PCMark05 Build 1.2.0 1901」、「3DMark Vantage Bulld 1.0.1 1901」、「3DMark06 Build 1.1.0 1901」に加え、カプコンの「モンスターハンターフロンティアベンチマーク【絆】」の5種類。比較用として、パナソニックのLet'snote B10と、NECのLaVie M LM750/DS6Rの結果も加えてあるが、今回のR731/39Bの試用機では、OSがWindows 7 Professionalの32bit版となっていたため、参考として比較してもらいたい。

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