【最大充電回数に達すると性能は半分に落ちる】
バッ テリーメーカーが提示する寿命の指標としては「最大充電回数」がある。この指標は、前述のバッテリー寿命の目安である50%という数値を前提に している。バッテリー容量が製造当初の半分に至るまでの充電回数が最大充電回数というわけだ。したリチウムイオンバッテリーの最大充電回数 (500回)も、この考え方に基づいた検証によって導き出された数値である。
注意事項
- バッテリー残量が50%程度の状態にして取り外し、直射日光を避け、涼しく(20℃程度)湿気の少ない場所に保管してください。満充電に近い状態での保管を繰り返すとバッテリセルの劣化が進行しバッテリの寿命を縮めます。
- ビニール袋等に入れてバッテリパックの端子にショートが起こらないようにして、落下したり衝撃がかかったりしない安定した場所に保管してください。
- 高温にさらされる場所には保管しないでください。夏季の自動車の中など、高温にさらされる場所に長時間置くと、バッテリの劣化や故障の原因となる場合があります。
- リチウムイオンバッテリパックは残量が完全になくなると再充電ができなくなります。 長期間保管しておく場合は、6ヶ月に1回を目安に定期的にバッテリ残量を確認し、50%程度に充電してください。
- バッテリパックとACアダプタのいずれも接続されない状態で長期間放置しますと、日付などを保持している内蔵のRTCバッテリの消耗が早まります。
- AC電源のみでコンピュータを使用した場合、停電などで電源が断たれるとすぐに切れてしまいますので、作業中のデータはこまめに保存することを推奨します。また、雷が鳴り始めたら速やかに使用を中止するか、バッテリ電源に切り替えてください。
※ pcバッテリーの取り扱い、保管方法はコンピュータのマニュアルにも記載されています。各機種のマニュアルをご確認ください。
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