Friday, August 16, 2013

pcバッテリーを保管する際の注意点

1.pcバッテリーの充電量は50%程度を目安にする

ノートパソコンのバッテリーは、絶対に満タンの状態または空の状態で放置してはいけません。
どちらもバッテリーに重大なダメージを与える可能性があるため、充電量が50%くらいの状態でパソコンから外し、保管するようにしましょう。

2.バッテリーは涼しく、乾燥したところで保管する

バッテリーは熱に弱いので、なるべく温度が低く涼しい場所で保管しましょう。
湿度が高く蒸した所で保管すると劣化が早くなるので、日陰で風通しの良い所で保管するのがベストです。

3.数ヶ月に一回程度は充電を行うこと

自然放電によってバッテリーの残量は少しずつ減っていきます。
あまりに長期間放置したままでいると、バッテリー残量が空になって過放電状態になってしまうので注意しましょう。

4.他の金属類と同梱して端子のショートが起こらないように注意すること

バッテリー内部には電気が残った状態になっているため、他の金属類のそばに置かないように注意しましょう。
ビニール袋などに入れて、他の物と接触しない状態で保管するようにしましょう。
【 ワンポイントアドバイス 】 普段は家で使う人が多く、たまに外出する際だけバッタリーが必要だという人は、上記のポイントをしっかり守ってバッテリーを保管しておきましょう。 そうしておかないと、いざバッテリーが必要になった時には・・・すっかり劣化が進んでいて、使い物にならない状態になってしまっているかも!! ※ちなみに、ノートパソコンのバッテリーは単品で買おうとすると1万円~2万円くらいするので、たまにしか使わない人にとってはかなりダメージが大きいで す。

パソコン バッテリーの種類と「メモリ効果」について

ノー トパソコンで使われているバッテリーにはいくつか種類があり、今現役で使われているノートパソコンの多くは「リチウムイオン電池」か、または「ニッケル水 素」が使われています。 (かなり古いパソコンであれば「ニッカド電池」が使われていることも) 現在主流となっているのは「リチウムイオン電池」で、このサイトで書かれている内容についても、基本的にはこの「リチウムイオン電池」が使われていること をを想定して書かれています。 しかし、一昔前のノートパソコンに使われていた「ニッケル水素電池」もまだ現役といえば現役なので、自分のノートパソコンのバッテリーがどちらなのかはキ チンと確認しておきましょう。 ※バッテリーに「Lithium-ion Battery (Li-ion) 」と書いてあったらリチウムイオン電池で、「Nickel Metal Hydride Battery (Ni-MH) 」と書いてあったらニッケル水素電池です。

<リチウムイオン電池とニッケル水素電池の違い>

リチウムイオン電池とニッケ ル水素電池を比べた場合、基本性能としては新しい「リチウムイオン電池」の方が多くの点で勝っています。(その分値段も高いですが) ただ、充電回数による寿命の目安についてはどちらも500回程度と同じくらいの数値となっており、どちらの場合においても充電をくり返すことでいつかは寿 命が訪れてしまいます。 しかし、実は両者には基本性能以上に大きな違いがあります。 それは「メモリ効果」があるかどうかという点です。 旧型であるニッケル水素電池にはこのメモリ効果が存在し、新型であるリチウムイオン電池にはメモリ効果はありません。 これはノートパソコンのバッテリーを使用する上でかなり大きな違いとなりますので注意しましょう。

<メモリ効果って何?>

「充 電式の電池は、完全に使い切ってから充電しないと電池の持ちが悪くなる・・・」 なんて話をどこかで聞いたことがありませんか? 実はこれが、「メモリ効果」による悪影響を表した言葉なのです。 「メモリ効果」というのは、 「電池を完全に使い切る前に充電してしまうと、『充電を始めた状態』を『バッテリーの空の状態』だと認識してしまう現象」 のことを指し、ニッケル水素電池やニッカド電池を使っている場合に起こります。 例えば、満タンの状態を100%として、毎日平均して30%の電池残量がある状態で充電をくり返していたとします。 すると次第に、この「30%の状態」を「バッテリーの空の状態」だと勘違いしてしまい、次に満タンまでバッテリーを充電して使い続けた時には、残り30% になったところで「もうバッテリーは空だ」と誤認識してしまうということです。 これでは本来のバッテリー容量のうち、70%までしか使えないことになるので、当然「電池の持ちが悪い」ということになってしまうわけです。 このようなことがないように、以前は「電池を完全に使い切ってから充電した方が長持ちする」と言われていました。

リチウムイオン電池では気にしなくてOK>

し かし、現在主流となっているリチウムイオン電池の方では、この「メモリ効果」による影響はほぼありません。 したがって、いちいちバッテリーが空になるまで待ってから充電する必要はないというわけです。 逆に、バッテリーを完全に使い切った状態で時間が経過すると過放電になってしまうリスクがあるので、リチウムイオン電池を使っている場合はバッテリー残量 が少なくなったら素直に充電するようにしましょう。

<もしメモリ効果で持ちが悪くなってしまったら>

もし前述のメモリ効 果でバッテリーの持ちが悪くなってしまったら、いったんバッテリーの「リフレッシュ(または初期化)」を行いましょう。 この「リフレッシュ」というのは、簡単に言えば「バッテリーを一度完全に空の状態にして、そこから再度充電を行う」という手順のことです。 この手順を踏むことで、メモリ効果による悪影響がなくなり、バッテリー本来の容量をすべて使えるようになる可能性があります。 ※「リフレッシュ」を行っても、完全にバッテリーの持ちが以前同様に戻るとは限りません。 また、「リフレッシュ」のやり方は各メーカーごとに違うので、詳しくはノートパソコンの解説書を確認して下さい。

No comments:

Post a Comment