Monday, August 12, 2013

正規品ThinkPad ノートpcの評価レビュー報告

レノボ ThinkPad X201sの基本スペックをチェック
CPU
CPUは、Core i7-620LMまたはCore i7-640LMを選択可能です。本機は、Core i7-640LMを搭載しています。
メモリ
2~8GBまで選択可能です。本機のメモリは4GBです。規格はPC3-8500 DDR3です。

ThinkPad X201s バッテリー

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グラフィック
グラフィックスは、CPU内蔵です。
ハードディスク
5400rpmまたは7200rpmのHDDを選択可能です。128GBのSSDを搭載することもできます。本機は5400rpmの320GBハードディスクです。
光学ドライブ
光学ドライブ(DVDドライブなど)は搭載できません。
液晶ディスプレイ
12.1型です。解像度は1440x900です。パネルは非光沢です。
その他
WiMAX、指紋認証装置、英語キーボードなどを選択可能です。

ここがすごい! - 作業がテキパキはかどる

打ちやすいキーボード

まず、キーボードがとても打ちやすいです。
キーボードはフルサイズなので、本体は小さくても普通のデスクトップと変わらない感覚で入力することができました。少し重量感があり、やや硬めのタッチです。 Enterキーも大きく色が他と違うため、正確に押せます。キートップの面積が小さく誤打が少なくなるように工夫されています。キーボードは定評があるので、操作性を重視するならThinkPadが良いと思います。
また、赤い操作ボタン(トラックポイント)も魅力のひとつです。普通のノートパソコンはキーボードの下にあるタッチパットでマウスを操作しますが、親指の動きに反応してしまったり誤作動が多いです。一方、ThinkPadのようなトラックポイントだと、誤作動する心配がありません。 昔はトラックポイントが堅かったのですが、最近は柔らかい材質になり表面積も大きくなったので、操作性はグンと上がっています。
フルサイズで押しやすいキー&トラックポイントで、打刻感は抜群。
ただトラックポイントは指が疲れるため好まない人もいます。その場合は、通常のノートのようなタッチパッドも選べます。トラックポイントを使ったことがない人は、念のためタッチパッドも搭載したほうが良いかもしれません。
また、指が疲れる人は、トラックポイントの感度を「軽く」することで、やや解消されます。一度試してみてください。「コントロールパネル」の「マウス」から設定を変更できます。

表面温度がわりと低い

表面温度はわりと低いです。 これも作業がテキパキはかどる理由の1つです。
特にキーボード面の表面温度が低く、長時間作業しても、手のひらが熱く感じることは一切ありません。非常に作業しやすいです。膝の上にPCをのせて作業をするとやや左足が温かくなりますが、男性が心配する股間のあたりは、まあまあ大丈夫です。
ネットサーフィン、Office製品の使用、ブログの記事作成などを4時間連続で実施し、ThinkPad X201sの表面温度を計測してみました。裏面の右側(表から見ると左側)がやや熱くなりますが、全体的にみて低い表面温度です。熱くなる他社のモバイル ノートだと40℃近くになるので、ThinkPad x201sは低いほうだと思います。

音も静か

非常に音も静かです。これも作業がテキパキはかどる理由の1つです。
騒 音計で計測してみたところ、電源をONにしても、+0.7dBしか上昇しませんでした。 また、ウイルススキャン+動画を2つ再生し、CPUに高 負荷をかけてみましたが、わずか+1.2dBの上昇でした。ただし、部屋をできるだけ静かにして測定していますが、無反響室で測定したわけではないので正 確な値ではありません。参考程度にしてください。
以前、メーカーの方に話を聞いたことがあるのですが、”ふくろう”を参考にして冷却ファンを開発したそうです。”ふくろう”は静かに空を飛ぶことができる特性があり、これを利用して冷却ファンを開発したそうです。また、このファンにより冷却性能も以前より高めることができたそうです。
音がうるさいと気になる人や、図書館などで使う人にぴったりです。
ここがすごい! - キーボードは防滴
ThinkPad X201sは、キーボードに水をこぼしても壊れないように防滴処理をしています。
下 図の左のように、水をこぼしても本体の裏側の排水口から、水が流れる仕組みになっています。また下図の右のように、キーボードにこぼした水が基盤 側に流れないように、バスタブ構造になっています。このような仕組みで、キーボードに水をこぼしても故障しにくくなっています。

ここがすごい! - 他のモバイルPCより高解像度

一般的なモバイルノートの解像度は1280x800(WXGA)ですが、ThinkPad X201sの解像度は1440x900(WXGA+)と高いです。画面を広く使うことができます。 また、ノングレア液晶(非光沢液晶)であるため、映り込みがすくなく、目も疲れにくく作業がしやすいです。
ただし、12.1型で高解像度だと、文字や画像は小さくなります。ご年配の方などは字が読みづらいかもしれません。そういった方は、1280x800(WXGA)のThinkPad X201(最後に[s]がつかない)が良いと思います。)
正面から見ると普通に見えますが、斜めから見ると画面が見づらくなります。視野角は広くありません。ただ、モバイルPCを斜めから見ることはほとんど無いため気にならないとは思います。また、他社のモバイルPCも視野角は広くありません。
視野角が広いEIZOのEV2334W-Tの液晶ディスプレイと比較してみました。斜めから見ると、ThinkPad X201sは画面が暗く見づらくなるのがわかると思います。

その他の評価x201s バッテリー駆動時間は普通

バッテリ駆動時間は普通です。
今回は6セルバッテリを購入したのですが、このバッテリ駆動時間のメーカー公表値は約8.1時間です。
実測値は、たいていメーカー公表値の約半分と短くなります。そこで実際に計測してみました。バッテリ駆動状態にしてから、無線LANでインターネットにつなぎ、メール、ネットサーフィン、ブログの作成、Officeの使用と、出先で一般的にやりそうな作業を行ったところ、実測で約4時間17分で休止状態に入りました。
モバイルノートPCとしては普通の値ですが、レッツノートやdynabook SS RX2 は、ThinkPad X201sより1.5~2倍はバッテリ駆動するため、やや物足りなさを感じます。

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