Sunday, July 15, 2012

携帯電話の電池パックに関するお知らせ

平素は弊社の製品をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、日ごろお客様より、携帯電話の電池パッ クが膨らむ事象について、複数のお問い合わせをお受けしておりますが、この事象はリチウムイオン電池の 特性として、充放電の繰り返し、高温環境下におけるご利用によって電池の劣化が進む過程で生じるものであり、正しくご使用される限り、電池パックが膨らむ ことによる異常な発熱、および破裂など安全上の恐れはございません。今後もご安心してご使用いただけますようお願いいたします。
お客さまに安心してご使用いただくために、以下にリチウムイオン電池の特性およびご利用方法についてご案内申し上げます。

電池パックの特性について
電池パックは、ご使用条件により、寿命が近づくにつれて膨れる場合があります。これはリチウムイオン電池の特性であり、安全上に問題はありません。 電池パックは消耗品であり、充電を繰り返すごとに1度の充電で使用できる時間が、次第に短くなっていきます。電池パックを完全に充電しても、使用できる時 間がご購入時の半分以下に短くなりましたら、電池パックの寿命が近づいていますので、早めに交換することをおすすめします。
携帯電話、電池パック、充電器のご使用上のお願い
安全にご使用いただくため、以下の項目をお守りくださいますよう、お願い申し上げます。
  • 電池パックや充電器などのオプション品は、必ず指定されたものをご使用ください。指 定品以外の電池パックや充電器などのオプション品を使用した場合、機器の故障や電池パックの液漏れ、異常な発熱、破裂、発火などの原因となること があります。また、機器の故障ばかりか、火災、やけど、失明などの重大事故を引き起こすおそれがあります。最近、指定品によく似た模造品が出回っているこ とが確認されておりますので、オプション品をご購入の際には十分にご注意ください。なお、指定品以外のオプション品に起因する機器の故障や事故に関しまし ては、責任を負いかねますので予めご了承ください。<危険な使用例>
    指定品以外の電池パック、充電器を使用する。
  • 分解や改造、修理などはしないでください。分解や改造、修理をしたり、ハンダ付けしたりすると、機器の故障や電池パックの液漏れ、異常な発熱、破裂、発火などの原因となることがあります。また、火災、やけど、けが、感電などの原因となるおそれがあります。
    • ※修理は必ず指定の窓口にご相談ください。
    <危険な使用例>
    分解、改造、ハンダ付けしたり、お客さまご自身で修理を行なう。
    電池パックのラベルを剥がす。
  • 高温となる場所でのご使用、放置はしないでください。高 温となる場所(火のそば、暖房器具のそば、炎天下の自動車内など)にて携帯電話を使用したり、放置したりすると、機器の変形や故障、電池パックの 液漏れ、異常な発熱、破裂、発火などの原因となることがあります。また、携帯電話や電池パックの一部が熱くなり、やけどの原因となることがあります。<危 険な使用例>
    火の中に投下したり、過熱する。電子レンジなどの加熱調理機器や高圧容器に入れる。高温になる場所(火のそば、暖房器具のそば、炎天下の自動車内、直射日光の当たる場所など)で使用、放置する。
  • 強い衝撃や無理な力を与えないでください。落 下させたり、投げつけたりなど、携帯電話に強い衝撃を与えると機器の破損、故障や電池パックの液漏れ、異常な発熱、破裂、発火などの原因や、火 災、やけど、けがなどの原因となることがあります。強い衝撃などを与えたり、外観が変形した場合には、機器のご使用を直ちに中止してください。
    また、携帯電話に無理な力が加わらないよう、ズボンやスカートの後ろのポケットに入れたまま座ったり、カバンの中で重いものの下にならないようにご注意ください。<危険な使用例>
    落下させる、投げつける、ハンマーなどでたたく、踏みつける、強く圧迫する、上に物を落とす、釘を刺したりして傷をつける。
  • 携帯電話や電池パック、充電器などの端子をショートさせないでください。充電端子や外部接続端子、充電器のプラグに導電性異物(針金、金属製のネックレスや、ストラップなど)を接触させると、ショートによって火災、感電、障害、機器の故障や電池パックの液漏れ、異常な発熱、破裂、発火などの原因となることがあります。<危険な使用例>
    充電端子に導電性異物を接触させる。
    金属製品と一緒に持ち運んだり、保管する。
  • 湿気やほこりの多い場所や高温または低温になる場所には保管しないでください。携帯電話や電池パック、充電器は、湿気やほこりの多い場所や高温または低温になる場所に保管すると、故障の原因となります。<危険な使用例>
    汗をかいたシャツのポケットに入れる。
    冷暖房機からの冷風・温風が直接あたる場所に置く。
携帯電話の電池充電時のお願い
電池パックは消耗品ですが、急激な電池の劣化を避けるため、下記のご使用方法をご案内申し上げます。
  • 充電は適正な周囲温度5~35℃の場所で行なってください。この温度範囲以外で充電すると、液漏れや異常な発熱、電池パックの性能や寿命を低下させるなどの原因となることがあります。
  • 充電しながら携帯電話を長時間使用したり、頻繁に充電を繰り返すと、電池パックの寿命が短くなることがあります。
  • 充電するときは、携帯電話の電池量表示が1本になってから充電することをおすすめします。

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