Thursday, July 19, 2012

CPUファン交換・修理

CPUファンは、ノートパソコン、デスクトップパソコンを問わず、必須の部品ですが、メーカー側の設計は、耐久性を考慮しているとは言えず、いい加減そのものです。
ノートパソコンの冷却に必要なCPUファンが早々に故障する製品が大量に市場に出回っております。
ファンの形状は静音化ブームの影響で、騒音の低減に特化し、非常に凝った翼形状を作り出していますが、ファンの質量が変わり、軸受けの荷重が増加しているにも関わらず、まったく同じ軸受けを使用し、その強度について、まったく検討されていないことが解ります。
ファンは本来、騒音を発生するものです。この寿命を縮めてまで、形状にこだわるべきではなく、少々うるさくても、パソコンの耐用年数は全うして欲しいものです。

CPUファンの廃熱効率が、パソコンの寿命を決める

ノートパソコン、デスクトップパソコンを問わず、パソコンにとって、「冷却」は人間で言えば呼吸や汗のように大切な機能です。パソコンの冷却に対して、十分な対策することで、2年程度の長寿命を達成することは、比較的有名なお話です。
近 年、ノートパソコンの小型化、CPU、チップセット、OSの多様化によって、パソコンから排出される熱量は、エコブームに反した倍増ぶりで す。このような、ノートパソコンを中心として、パソコンの寿命を延ばそうとするならば、廃熱の効率化は最も注力しなければならない分野であると考えられま すが、買い替えを推進するメーカーにとって、それはどうでも良い話です。
特に、ハイエンドのグラフィックチップ、ハイエンドのCPUを搭載したノートパソコン、すなわち、ノートパソコンの購入額を多く支払ったハイエンドユーザーほど、パソコンの寿命が短いという矛盾が発生していることは、非常に残念です。
もちろん、ユーザーの利用方法にも、問題があることは事実です。ノートパソコンをカーペットの床、ベッドの上で埃を吸い放題、電源が切れないまま、朝までフル稼働して、長持ちする筈がありません。
CPUファンの設計、ノートパソコンの利用方法については、メーカーとユーザーの双方が考えなおさなければなりません。

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